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島田荘司氏の『星籠の海』がメフィストで連載開始!御手洗潔の日本での最後の事件!?
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    新聞の書評を見た母から坂東眞理子氏の『つなぐ力 つながる作法』が読みたいとのリクエストがあった。

    つなぐ力 つながる作法



    スマホのGoogleから「つなぐちから つながるさほう」で音声検索すると、トップにAmazonのページがヒットし、ここからすぐに注文できると実演したが、いつものようにどうもそこから先には進んでくれない。仕方ないので、ちょうど3,000円分の図書カードを持っているし、これも母の日のプレゼントにちょうどいいと思い、自分の住む街の唯一の本屋(と云ってもダイエーに入っている小さなブックショップだが)と、隣り街の本屋にまで足を延ばしたが、いずれも棚になく、確認してもらったところセンターでも在庫切れの状態で、注文しても10日くらいかかるとのこと。それならいっそのことAmazonで注文すればよかったが、明日の午後成田に発つ母にはどうも間に合いそうにないので、本屋の入荷を待ってプレゼントすることにした。

    ...と、久々に本屋に行って収穫だったのは、『メフィスト 2013 VOL.1』で、島田荘司氏の御手洗潔シリーズの長編『星籠の海』の連載が開始されているのを目にしたこと(なんと初回は一挙300枚!)。

    メフィスト 2013 VOL.1 (講談社ノベルス)



    ちらっと冒頭部分を見ただけだが、どうも『ロシア幽霊軍艦事件』(これも傑作!)後の事件譚らしく、
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    | 読む(ミステリ) | 17:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
    これほどまでにミステリ(謎)をこよなく愛する作家はいない。氏こそまさに、“クリーン・ミステリ 百年の孤高”だ!『アルカトラズ幻想』
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      あちゃ〜!!!!!やっぱり凄い!!!!!
      こんな凄いミステリが読めるなんて...。やっぱり氏のファンで良かった...。

      アルカトラズ幻想


      『「本格」の新地平を切りひらく「超本格ミステリー」』の帯も、決して過言ではない。
      これこそまさにまさに島田ワールド!
      氏にしか決して決して書けない物語。
      本格とSFとメルヘンと社会派が融合した超本格ミステリ。
      現実と虚構と宇宙と幻想が織り成す見事なタペストリー。
      『水晶のピラミッド』が持つスケール感をさらにスケールアップし、ミステリが持つポテンシャルを無限にまで発散させた。

      水晶のピラミッド (講談社文庫)



      氏が展開している「重力理論」と映画『ピラミッド 5000年の嘘』の仮説を融合すれば、

      ピラミッド 5000年の嘘 [DVD]


      ・古代文明の時代、地球の地軸は今とは30度ずれており、古代文明が点在して残っているエリアが赤道付近だった。
      ・地球の自転速度は今よりも速く、赤道付近の重力は今よりもかなり弱かったため、巨大建造物の建設も可能であった。
      ・その後、隕石の衝突により、地球の地軸は変えられ、自転速度も弱められた。

      となり、ピラミッドを含む多くの古代文明の謎も一挙に解決することになる。

      いやぁ〜、それにしても凄い!
      『写楽 閉じた国の幻』と云い『アルカトラズ幻想』と云い、近年の氏の活躍には益々目が離せない。

      写楽 閉じた国の幻


      これほどまでにミステリ(謎)をこよなく愛する作家は、恐らく一世紀に一人いるかいないかだろう。
      そんな氏とコンテンポラリー(同時代人)でいられることに、生きる喜びを感ぜずにはいられない。
      氏こそまさに、“クリーン・ミステリ 百年の孤高”だ!

      切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)

      | 読む(ミステリ) | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
      何と云う世界観、何と云う舞台装置、何と云う神の手...。『隻眼の少女』
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        まあまあまあまあ、相変わらず、いやいやいやいや、それにしても何と云う世界観、何と云う舞台装置、何と云う神の手...。
        一体自分はいつミステリの世界に戻るんだろう、と長い年月ずっと思い続けてきたが、ようやく躊躇することなく、これで戻っていけるんだ、と実感できるようになった。
        かつてクリスティの『そして誰もいなくなった』や赤川次郎の『マリオネットの罠』、島田荘司の『占星術殺人事件』や『斜め屋敷の犯罪』が、強くその背中を押し出してくれたように、もう何も迷ったり恐れたりはしない。
        軽やかに一歩を踏み出して、どっぷりとその世界に浸かればいいのだ。

        隻眼の少女

        『翼ある闇』や『夏と冬の奏鳴曲』、『鴉』や『蛍』もまた読みたくなった。

        新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)

        一人の天才に出会えた夜に...。

        夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)



        鴉 (幻冬舎文庫)



        | 読む(ミステリ) | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
        まるで若き御手洗潔自身の魂の叫びでもあるかのよう...。『進々堂世界一周 追憶のカシュガル』
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          「ところで、どちらの大学の医学部だったんです?」
          「京都大学です」
          1987年に「ギリシャの犬」事件で彼が京都大学に在学していたことが紹介されてからもうすぐ四半世紀。ようやくその当時の御手洗潔のエピソードが少しずつだが紹介され始めた。
          京都から英国、朝鮮、東京、米国、シルクロード。はるかな国境と時代を飛び越えた壮大なストーリーが、まるでタイムボカンで時空トリップしたかのような鮮烈なイメージで語られる。
          一つ一つの物語、エピソードはまるで若き御手洗潔自身の魂の叫びでもあるかのようだ。
          彼の世界一周の旅はまだまだ始まったばかりだろう。
          「われわれが在学した頃は、変な年でしてね」
          御手洗の友人の医者は言う。
          「御手洗君が大学にいた間に、二人も校舎の屋上から飛び降り自殺がありました」
          「ほう....」
          「だから彼としても、何か考えるところがあったんでしょう。私は、彼なら間違いなく名医になると踏んでいたんですがね」
          ここまで来れば、御手洗版“異邦の騎士”が紹介されるのも、そう先のことではないかもしれない。

          進々堂世界一周 追憶のカシュガル

          | 読む(ミステリ) | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
          『写楽 閉じた国の幻』稀代のプロデューサー、蔦屋重三郎の“熱い想い”が、時空を超えて見事に蘇る!
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            島田荘司氏『写楽 閉じた国の幻』読了。いま、大きな感慨に浸っている拍手

            例え、国や政府が滅びようとも、金融や経済が駄目になろうとも、文化は死なない。権力や制度が国を支えてるんじゃない。庶民の心意気が支えているのだ。

            「ちっぽけな島国で肩寄せあって生きてるんだ。“粋”でなきゃいけねぇ。大切なのは“生き方”よりも“粋方”よ。」

            そんな蔦重の旦那の声が聞こえてくるようだ。
            稀代のプロデューサー、蔦屋重三郎の“熱い想い”が、時空を超えて見事に蘇る!

            「閉じた国の幻供廚支えられるだけの物語は、すでに背後にある。

            私も、もっともっと蔦重の旦那の声が聞きたい!
            楽しみにお待ちしております楽しい

            写楽 閉じた国の幻

            | 読む(ミステリ) | 11:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
            『写楽 閉じた国の幻』読破中!〜「歌麿・写楽の仕掛け人 ―その名は蔦屋重三郎―」
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              秋は読書の季節―。
              と云う訳で、10月に入ってから、何年かぶりに読書熱が復活し、島田荘司氏の『写楽 閉じた国の幻』を読破中!市内の図書館になくて、わざわざ隣の市の図書館から取り寄せてもらったので(数ヶ月待った!)、貸し出し期間の延長ができない、というのも読破に拍車をかけている。
              そして、つ、つ、つ、遂に、「写楽の正体」を捉えた最終章に入った!!!!う〜ん、この興奮、溜まりません!

              と―。さらに...。
              な、な、な、な、なんと絶好のタイミングだろう...。
              11月3日より、サントリー美術館で、「歌麿・写楽の仕掛け人 ―その名は蔦屋重三郎―」が開催されると云うではないか!!!!
              “蔦重の旦那”が今まさに目の前(『写楽 閉じた国の幻』)で“大活躍”しているのだ。
              も〜、本当に溜まりません!楽しい

              と云う訳で、チケットプレゼントに応募した。当たれ〜!(当たらなくても絶対行く〜!楽しい

              写楽 閉じた国の幻


              | 読む(ミステリ) | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
              横溝正史館(その2)
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                建物に入ると、他に見学者はなく、管理をされている女性女が一人だけいた。そのうちにその方が気軽に話しかけてきてくれたので、私の方からも質問をした。訪れたのは初めてだと云ったが、隣の隣の市から来たと云うと、同じ市に住んでいる(らしい)ショーロキアンの人と間違えられたのは光栄(?)だった嬉しい

                女「この建物は元々世田谷の成城のお屋敷で氏が書斎として執筆活動に使用していたもので、老朽化に伴って解体されるという話が出たときに、神田(神保町)にある古書店『三茶書房』の幡野(武夫)さんが、横溝氏と親交があり、幡野さんが山梨市出身であったこと、また、横溝氏が生前結核の治療で諏訪を訪れる際に、乗り物嫌いであったため、途中この山梨市に何度も立ち寄ったという所縁もあって、幡野さんがぜひ保存したい、とご家族に申し出をされて、この地に移転されてきた」

                とのこと(括弧内は私が補足)。再現ではなく、移築だから、それだけでも貴重だ。残念ながら、書庫に本棚や氏の蔵書はないが、見る黒光りしている床やそこにあった本棚の跡を見るだけでも、感慨はひとしおである。

                かの江戸川乱歩氏との出会いがなければ、作家横溝正史は誕生していなかった、というエピソードや、氏が「本陣殺人事件」を発表してこの世に金田一耕助を誕生させたのが44歳であったことに驚き、乱歩氏から横溝氏への書簡や横溝氏直筆の原稿など、貴重な展示品の数々に感激し、決して大きな建物ではないが、ミステリーファンとしては堪らない空間だった。しかも入館料は100円なので、気軽に入れるのも嬉しい。

                女「江戸川乱歩や横溝正史の作品に挿絵を描いていた竹中英太郎の記念館も甲府の湯村の方にあるので是非」

                とチラシもくれた。(そこに通じる坂は非常に分かりづらいので、XXXに止めて声をかけても大丈夫ですよ、という裏情報付きで。)さらに、「ほったらかし温泉」の話題にもなり、ときたまそこがいっぱいになるときがあり、別の温泉ないですか?と訊かれることがあると云う。そういうときは近くのXXXを教えています。そこは源泉賭け流しで本当にいいお湯ですよ、と教えてくれた。(温泉好きには貴重な情報だ!嬉しい
                XXXの部分はぜひ直接訪れて彼女に訊いてみてください聞き耳を立てる

                URL横溝正史館
                | 読む(ミステリ) | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
                『ハリウッド・サーティフィケイト』
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                  ようやく『ハリウッド・サーティフィケイト』読了。新刊初版で購入したのが 2001年夏だから、丸々3年間も本棚で眠らせていたことになる。しかも雑誌「KADOKAWAミステリ」への連載期間が1999年11月〜2001年4月の約2年半だから、なんと連載期間よりも長い。これでは大ファンとはとても言えないが、熟成させていただけのことはあった!レオナの活躍、彼のサポート、そしてなんと言っても最後の最後に大感激!(えっ、ほんと!?やっぱり、そうか、これだけじゃ、とても。。、そうだよなぁ。。と大納得!)お待ちしていますよ、大御所さんの登場を。。

                  さてさて早速(初出からカウントすると約5年遅れか)ミステリーワールドに掲載することに。。と、ここである疑問が。この事件の終盤は複数の記述から11月に差し掛かっている※1が、一方、『島田荘司読本』所収のレオナからの三通の手紙「読者への手紙―’96秋のLAから」では、あたかも”パトリシア・クローガー事件”はこの手紙が書かれた10月12日時点では既に終わっているような印象を受ける※2。

                  ※1 ”十一月のLAは、夜になれば冷える。”との記述あり。
                  ※2後述。

                  ”パトリシア・クローガー事件”の存在が初めて語られたのが、単行本『島田荘司読本』出版時の1997年で、『ハリウッド−』の連載が始まったのがその約2年半後の1999年だから、単にそのタイムラグによって時間軸が交錯しただけ、とも言えるが、ファンとしては、もう少し追究したいところ。もしかしてその辺りの時間軸の修正が、文庫本『島田荘司読本』ではなされているのかもしれないと思って確認したが、10月12日の日付には変更がなかった(そんな訳ないか。。)。とすると、あとは手紙が書かれた時点で、実はまだ事件が終わっていなかった(進行中であった)可能性はないか、と改めて手紙を追ってみると、

                  ”どうしても許しがたかったから、私も独自に調査をしました。”
                  ”といっても電話であちこちの女優や関係者に訊き、ちょっと尋ねて廻ったくらいのものなのですが”
                  ”それでもLAPD重要犯罪課の、キャシィ・ジェイミという女性の刑事とやり合う格好になってしまいました。”

                  ここまでで終わっていればまったく問題ない。進行中に書かれたものと言える。しかし手紙の終盤では、

                  ”正直に言って、自分には探偵には向いていないと今回つくづく思いました。”
                  ”この事件のこと、巻き込まれ、無鉄砲にもやってしまった冒険のことも、いつかは書けるようになるかもしれません。”
                  ”でも私自身ひどい屈辱を味わわされて、立ち直れませんでした。”

                  とあり、やっぱり事件後のショックを引きずっているように見える。しかしもしこの”冒険”あるいは”屈辱”を”ジャック”によるものだと仮定してみると、ぎりぎり進行形に当てはめられなくもない。(”ひどい屈辱”、”立ち直れない”がかなり微妙ですが。。)

                  という訳で、この辺りの追究で満足して、とりあえず、両者の”主張”通り、ミステリーワールドには記載。何はともあれ、アントールドの後にアントールドあり、ビックボーナスありがとうございます!

                  ハリウッド・サーティフィケイト (文芸シリーズ)



                  | 読む(ミステリ) | 14:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  『御手洗くんの事件簿「ブローフィッシュ教殺人事件」』
                  0
                    未明からの雪が窓の外をすっかり白く染めた土曜日の朝、二日ぶりに温かい湯船に身を浸しながら、 『御手洗くんの冒険 ブローフィッシュ教殺人事件』を一挙に読了。 コミック版”御手洗くん”の大冒険にすっかり魅了され、気分はすっかり陽光まぶしい1959年のサンフランシスコ。 うーん、早く次の冒険が読みたい。。(コッポラとの次なる対決やいかに?早く紹介されないかしら。。) 巻末の島田荘司氏の次の言葉も今後の”御手洗くん”の活躍を多いに期待させる。

                    彼の過去はぼくの頭の中には存在していたが、文章化する予定まではなかった。それならいっそ、 横浜に戻ってきて石岡氏に出遭うまでの波乱の成長期は、漫画という成熟した表現形態に託してもよいのではないか、 というより子供時代の御手洗君の様子を伝えるには、絵こそが適役ではあるまいかと思うようになった。

                    さてさて作品自体を満喫したら、次の興味はマニアックな部分に移る。 まず、この事件がいつ起こったのか、だ。まず気になるのは冒頭の”199X年 横浜”のシーン。御手洗はちゃんと石岡と一緒にいる。 1990年代で御手洗がまだ横浜にいた年というとそんなに時間の幅はないはずだ。 島田荘司ミステリーワールドを見ると、1995年春の『龍臥亭事件』のときにはもう石岡一人であり、 逆に1993年夏の『ロシア幽霊軍艦事件 』のときにはまだいたから、可能性としては1990年〜1994年ということになる。 では一体御手洗はいつ横浜を出たんだっけ?と『龍臥亭−』の冒頭を再確認すると、 ”御手洗がいずこへとも知れず姿を消してから、もう一年以上の年月が経つ”とあり、 さらにレオナから「石岡氏への手紙」には、ずばり1994年正月に御手洗がヘルシンキに発ったことが紹介されている。 ということは、〜1993年まで絞れることになる。(まさかこのときのトミー・ジョンソンからの手紙がきっかけで、 日本を発ったなんてことはないでしょうね?もしそうなら一挙に1993年秋〜冬ということで決まりだが..。) さて、次は実際のブローフィッシュ教事件がいつ起きたかだが、まず発生年ははっきりしている。1959年だ。 では何月だろう?ヒントはいくつかある。
                    ●まず登場人物の服装を見ると明らかに半袖が多い。
                    ●新聞を読むシーンがあるが、残念ながら新聞の日付までは確認することはできない。
                    ●アルカトラズからの脱獄事件をリック刑事が聞いた際に「あそこの海流は速いからな。 夏といっても夜の海はかなり冷たい」と発言している。(映画「アルカトラズからの脱出」を思い出しますね。)
                    ●空の絵もどことなしか入道雲(夏の空)に見える。

                    これだけ状況証拠が揃えば1959年の夏であることはまず間違いない(絵だとこういう楽しみもあるんですね)。 早速島田荘司ミステリーワールドに登録した。 丁度よい機会なので、ついでに
                    ●御手洗がヘルシンキへ発った時期(1994年正月)
                    ●御手洗の誕生日(昭和23年11月27日午前8時28分 横浜生まれ)
                    ●石岡の誕生日(昭和25年10月9日)

                    も登録した。

                    さてもう一つ気になったのが巻末の《参考文献》。

                    ●「世界の名探偵50人」
                    ●「名探偵に挑戦・第四集」ともに藤原宰太郎著、KKベストセラーズ刊

                    となっているが、一方最近読んだばかりの「セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴」でも、

                    ●参考文献「名探偵に挑戦」シリーズ……藤原宰太郎著・KKベストセラーズ

                    となっている。と言う事は、まだまだこのシリーズを参考にした作品が出てくる可能性があるのかしら。 かつて綾辻行人氏がトリックは”見せ方”にあると言っていたのを思い出すが、 例えば、極端な話、江戸川乱歩氏の「探偵小説ツリック分類表」(原本ではツリックになっている)をストレートに参考文献にされたとしても一向に構わない。 例え最近の量産体制(ファンとしては大歓迎!)がそういう背景に支えられているとしても、 御手洗シリーズの魅力は既にそんなレベルを遥かに超越しているし、そのブランドには何の揺るぎもないだろう。 逆に「名探偵に挑戦」シリーズを読んで、どの部分が参考にされたのかをチェックしてみるのもまた楽しいかもしれない。

                    | 読む(ミステリ) | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    『石岡和己の事件簿』『ちっぱーみたらいくん』『御手洗くんの事件簿』『御手洗さんと石岡君が行く2』
                    0
                      『石岡和己の事件簿』(「里美上京」所収)、『ちっぱーみたらいくん』(「最後のディナー」所収)、『御手洗くんの事件簿』(「ブローフィッシュ教殺人事件」所収)、『御手洗さんと石岡君が行く2』を購入。全て氏の熱烈なファンである漫画家諸氏によるコミック中心で、「里美上京」「最後のディナー」は既に読了済みでだったが、ちょうどBOOKOFFの新年フェアーで4冊1,000円であり、購入しない手はない。しかも「ブローフィッシュ教−」は島田荘司原作と銘打たれている御手洗潔公認事件簿であり、前から射程距離に入れていた作品(ファンとしては、埋もれていた作品を見つけたような喜び)。 さてさて”御手洗くん”の活躍はいかに?

                      最近の密かな楽しみとして、古本屋に行くと『占星術のマジック』がないか捜しているが、 今回は単行本版『占星術殺人事件』を見つけた。残念ながら第二版ということでニアピンだったが(初版だったら購入したかも)、 パラパラと頁をめくってふと気がついたが、単行本版には例の”あれ”はないんですね。


                      | 読む(ミステリ) | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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